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1968年生まれ。横浜市出身。1991年にリクルートコスモス入社。
リクルートを経て、1995年にネクストホームを創業し、
1997年に株式会社ネクスト設立、代表取締役に就任。
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要はキメの問題
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2006.03.15 (水) AM:02:44:25
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| 経営という役割を担っていると、毎日のように正解のない選択を迫られるシチュエーションが、「これでもか!?」というくらい押し寄せてきます。 善悪で判断できるものであれば、善だけを選択すると「決め」さえすれば迷うことなく決断できますが、そんなに単純なケースの方が珍しい。ほとんどは正解のない問題を解き続けることの連続です。 (善悪の区別がすぐわかるのに、悪だとわかっていて悪を選択する経営者は論外だと思いますが)
私が決断する際にイメージするのは、そもそも利他主義で掲げた高い目標に到達するために、今回の決断が高い志へつながる道筋かどうか?そして私利私欲からではなく、世のため人のためになるかどうか?そして、自分自身が「やりたい!」という意欲と「やるべき!」という社会的使命感を腹の底から感じられるかどうかによって決断することが多い。 だから頭では良いとわかっていても、どうにもこうにも気が乗らない案件の場合にGOを出さなくても、それはそれで立派な理由だと思います。
そして、「決めの問題」と言うのは、そこまでして熟考して出した決断ならば、あとはその選択を正解にするのも、不正解にするのも自分自身だと思うのです。腹の底から決めていない判断は、自分自身が心のどこかで「もっといい方法があったのでは?」「本当にこの選択でよかったのだろうか?」など少々の壁にぶつかっただけで隣の青い芝生探しを始めてしまうものです。 しかし、本当に腹の底から決めた決断とはまさに一所懸命の精神で、自ら選んだ一箇所で命がけの努力をするということだと思います。それほどの努力を重ねた結果として「自分なりの正解」が創り出されるのではないかと思うのです。 学校の勉強ではわかりやすい正解があっても、世の中やビジネスの世界ではどれが正解なのかやってみなければわからないことが多々あります。 極論すれば「正解は選ぶものではなく、自ら創るもの」だと思うのです。
「要はキメの問題だよ」
昔、友人が教えてくれた話ですが、「必ず」という漢字は「心」にくさびを一本入れたもの。つまり「コミットメント=必ず」であり、それは心にくさびを打ち込んで必ず結果を出す姿勢のことなんだということ。それだけコミットメントには重い意味があります。
ちょっと話は飛びますが、ネクストでは優秀な人材の採用に力を注いでいます。 私が必ず採用にはコミットしているので求職者の方々と直接話をする機会が多い会社です。 そして私は新卒採用セミナーで学生さんに良くこういう話をします。 「新卒の就職活動は会社選びという正解探しではない。会社に偏差値の高低なんてない。要は自分が何をしたいかだ。それがわかった上で、腹の底から自分にフィットする会社を見つけたら、あとはそこに入社して一所懸命の精神で努力を続けること。その結果、自分の求めたとおりの正解を手に入れることができる。そのプロセスが就職活動なんです」と。だから私は大企業VSベンチャーという議論にはあまり意味がないと思っています。要は自分が何をしたいかさえ決まっていれば、自ずと大企業に行くべきなのか、ベンチャーに行くべきなのか、または起業することなのか見えてくるはずだと思います。 何故か人気企業ランキングの上位企業にはさらに人気が集まる傾向があるようですが、それは自分が何をしたいかが不明瞭だから、みんなが行きたがる人気企業に入ろうとすることで安心感を得ようとするのかもしれません。でも皆から人気がある会社が本当にあなたにフィットするかどうかは別問題なんです。人生の大きな岐路ですから、ぜひ熟考したうえで「キメ」て欲しいと願ってます。
一方、中途採用の面接で注視しているのは、隣の青い芝生を探しに来た人なのか、それとも前職でも「一所懸命」に全精力を注いで頑張ってきた人なのか、ということ。 スキルで採用するよりも、ビジネスに対するスタンス(キメの姿勢)がとても重要なことではないかと思うのです。
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